ファイルを利用するSilverlightアプリを作ろう 皆さん、こんにちは。連載第3回となる今回は、分離ストレージ上のファイルを利用するSilverlight 2アプリの開発方法をご紹介します。分離ストレージとは、Silverlightで扱えるクライアント側の特殊なファイル・システムです(詳細後述)。これにより、アプリ上で操作した情報を保存したり、逆に保存した情報を読み出したりすることが可能になります。 本稿では、Silverlightで作成した、非常にシンプルな「メモ帳アプリ」のサンプルを示します。 それではさっそく始めましょう! ■サンプルを動かそう まずはサンプルを実際に動かしてみましょう。 以下に、そのSilverlight 2アプリを表示しています(※サンプルを動作させるためには、「Silverlight 2プラグインのインストール」が必要です)。 サンプルでは、テキストボックスに文字を入力でき、[保存]ボタンを押すと、入力した文字が保存されます。 次に、一度、このブラウザ(=いままさにご覧になっているこのページ)を閉じて(※PCを再起動しても構いません)、再度このページを開き、サンプル上の[読出]ボタンを押してみてください。 サンプルはうまく動作したでしょうか? それでは、次にこのサンプルのコードについて説明……する前に、Silverlightアプリで情報を永続化する方法について解説します。 ■Silverlightアプリでの情報の永続化の考察 Silverlightアプリにおいて、情報を永続化する方法としては、大きく次の2つが考えられます。 【情報の永続化方法】 (1)ファイルを利用する方法 (2)データベースを利用する方法 それぞれの特徴を私の観点で、次の表にまとめてみました。 前者の「(1)ファイルを利用する方法」が、本稿で解説する方法です。 一方で、後者の「(2)データベースを利用する方法」は、データベース・サーバ上に情報を保存するので、情報共有するのに向いています。 まず、当然ですが、データベースを用意する必要があります。 また、「(1)ファイルを利用する方法」には、いつでもクライアントが「機能を無効にできる」という特徴があります。 それでは、次にサンプルのコードを解説します。
silverPDF - Silverlight PDF library iTextSharpを利用して.NETでPDF帳票を出力する はじめに アプリケーション開発をしていると帳票を出力したいという要望が多く聞かれます。帳票を出力する方法は幾つかありますが、その中でもよく利用されているのがPDF形式による印刷です。PDFは、Adobe Readerによって表示/印刷できるフォーマットで、きれいに整形された印刷物を提供することができます。本稿では、iTextSharpというオープンソースのライブラリを利用して、.NETのアプリケーションからPDFを生成する方法を紹介します。 対象読者 Visual Studio(.NET)にて開発を行っていて、PDF生成や帳票出力に興味がある方を対象としています。 必要な環境 ダウンロードファイルはVisual Studio 2003にて作成しています。 また、生成されたPDFを確認するために、Adobe Readerをインストールする必要があります。 iTextSharpとPDF 本稿では、iTextSharpを利用してPDFを生成します。 iTextSharpの特長 iTextSharpは、iTextというJavaのライブラリをC#に移植したものです。 .NETで動作するiTextには、iTextSharp以外にも、iText.NETという移植版が存在します。 これに対してiTextSharpは、Visual J# .NETの再頒布可能パッケージが不要なため、C#やVisual Basic .NETから手軽に使えるといったメリットがあります。 頻繁にバージョンアップされているため両方とも将来的に期待できますが、本稿ではiTextSharpについて紹介します。 iTextSharpを入手するには iTextSharpは、SourceForgeにて開発されており、ダウンロードページから入手することができます。 本稿のダウンロードサンプルには、iTextSharpが既に含まれていますので、あらためて入手する必要はありません。 ダウンロードファイル一覧 iTextSharpのサイトにはダウンロードファイルが多数ありますので簡単に整理します。 iTextSharp関連のファイル(バージョンは執筆時点) 必要に応じてダウンロードしてください。 ダウンロードファイルの概要 サンプルファイルは、Visual Studio .NET 2003(C#)によるWindowsアプリケーションです。 (1)最初の簡単なサンプル
第9回 Office 2010とSilverlight 4の連携 TextBox内のデータをWordに表示する 今回は、COMオートメーションを使ってOffice 2010とSilvelright 4を連携させる、3つのサンプルを紹介します。 1つは、Silverlightアプリケーションから入力されたデータをWordドキュメント上に表示する処理。2つ目は、PowerPointファイルをSilverlightアプリケーションで開く処理。3つ目は、RSSフィードのデータをExcelワークシート上に表示する処理です。 まず、Wordドキュメント上にTextBoxコントロールのデータを表示するサンプルから紹介します。 プロジェクト・ファイルは、こちらからダウンロードできます。 Wordを起動してテキストを表示するサンプルを作成する では、早速サンプルを作成していきましょう。 前回までのサンプル作成時と同様の手順で、新規Silverlight 4プロジェクト(プロジェクト名は「SL4_Word」)を作成し、プロジェクト依存関係も設定しておきます。 図1で表示されているデータは、XML文書ファイル中のテキストです。 リスト1: TextBox内に読み込むXML文書ファイル(WhatsLinq.xml) <? 次に、Toolboxから、タイトル表示用のTextBlockと、Buttonコントロール、TextBoxコントロールをレイアウトします(図3)。 ButtonコントロールのContentプロパティには「Word起動」と指定しておきます。 このサンプルは、信頼されたTrustedモードのブラウザ外実行で動作させます。 以上の手順で書き出されるXAMLコードは省略します。 レイアウトができたら、リスト2のようなロジック・コードを記述していきます。 リスト2: Wordを起動して表示するロジックコード(MainPage.xaml.vb) ■名前空間の読み込み COMオートメーションを扱うクラスの含まれるSystem.Runtime.InteropServices.Automation名前空間をインポートします。 ■ページが読み込まれたときの処理 XElement.Loadメソッドで、サンプルXML文書ファイル(WhatsLinq.xml)を読み込みます。
Mozilla Firefox Ed's Website! This tutorial explains how to use the Silverlight 3D library used in my 3D Dice Simulator and Cube Tetris game to draw a rotating cube. Drawing a Cube Source Code | Demo Setting Up the Page First, you'll need to create a new solution using File > New Project > Silverlight Application. Next, you need to add a Canvas to your MainPage.xaml. Defining the Cube A cube has 8 corners and 6 faces. Defining the Cube's Corners in Code There is no built-in Cube class in my Silverlight3D library, so create a class called Cube in your project as follows: namespace Silverlight3D_Tutorial_01 using System.Collections.Generic; using System.Windows; using System.Windows.Controls; using System.Windows.Media; using System.Windows.Media.Imaging; using Silverlight3D; public class Cube public Vector center; public double edgeLength; private IList<Vector> corners; public Cube(Vector center, double edgeLength) this .center = center; this .edgeLength = edgeLength; this .corners = new List<Vector>(); while ( true ) Summary
System Innovation Silverlight 印刷処理 Silverlightでの印刷処理を実装 まずVisual Studioに標準でついているCrystalReportを使って帳票出力処理を実装する。 下記手順にて実装。 ・ASP.netプロジェクトにCrystal Reportを追加しようとするとダウンロードページが表示されるのでダウンロードしてCrystal Reportをインストール ・ASP.netプロジェクトにCrystal Reportを追加。 ・フィールドエクスプローラーに表示される出力項目の為にxsd(DataSet)ファイルを作成 xsdファイル作成のサンプル DataSet ds = CommonUtl.gMySqlUtl.GetDataSet(sb.ToString(), "OrderList"); System.IO.StreamWriter xmlSW = new System.IO.StreamWriter("C:/work/OrderList.xsd"); ds.WriteXmlSchema(xmlSW); xmlSW.Close(); // xsdファイル作成サンプル //データを抽出してデータセットをセット DataSet ds = CommonUtl.gMySqlUtl.GetDataSet(sb.ToString(), "OrderList"); //xsdの出力 System.IO.StreamWriter xmlSW = new System.IO.StreamWriter("C:/work/OrderList.xsd"); ds.WriteXmlSchema(xmlSW); xmlSW.Close(); ・作成したxsdファイルをプロジェクトの適当な場所に配置 ・rptファイルを開き、左側のフィールドエクスプローラーのデータベースフィールドを 右クリックし、データベースエキスパートを選択。 ここまででおおかたCrystal Reportの出力帳票デザインは作る事ができる。 次はSilverlightから出力帳票の印刷、プレビュー処理について調べた事など・・。 ・Silverlightから直接(クライアントサイドで)CrystalReportを使って帳票を出力する事は無理そう。 WebサーバーにあるPDFファイルをSilverlightから参照する方法。 <p>FC2Ad</p>
[Silverlight 2]コードによりページを遷移するには?[C#、VB] Silverlight 2アプリケーションで別のWebページに遷移(移動)するには、HyperlinkButtonコントロールを配置してハイパーリンクを表示し、それをユーザーにクリックしてもらうのが一般的であるが、ここではページ遷移をC#やVBのコードから行う方法について説明する。 Navigateメソッドによるページ遷移 Navigateメソッドの呼び出し例は次のようになる(実際のコード記述例は後述)。 Navigateメソッドを使用したサンプル・アプリケーション 次のSilverlightコントロールは、Navigateメソッドを使用したSilverlight 2のサンプル・アプリケーションである。 このアプリケーションのVisual Studio 2008プロジェクト(プロジェクト名は「NavigateSample」)内の、Page.xamlとPage.xaml.cs/Page.xaml.vbの内容を以下に示す。 このサンプル・アプリケーションでは、相対URLへの遷移と、絶対URLへの遷移の2つを示している。 Insider.NET フォーラム 新着記事 ユニバーサルWindowsアプリ開発の勧め (2014/4/14) Build 2014の内容から。 FlexGrid for Silverlight デモ | グレープシティ株式会社 グループ化 本サンプルでは、ICollectionView を介して、データをグループ化する方法を説明します。AllowMerging プロパティを設定すると、同じ値を持つ隣接するセルをマージすることも可能です。 フィルタリング このデモでは、列のフィルタリングを有効にする方法を示します。 非連結 C1FlexGrid は、IEnumerable データソースと共に、グリッド自体でセルの値を保存し、インデックスでアクセス可能な非連結モードをサポートします。 選択モード C1FlexGrid は SelectionMode プロパティにより管理された豊富な選択モデルを備えています。 編集 C1FlexGrid は Excel スタイルの編集をサポートします。 ミュージックライブラリ 本サンプルでは、アーティスト・アルバム別にグループされている 10000曲以上のライブラリを表示します。 株価情報 本サンプルは、C1FlexGrid にデータ更新、セルの点滅およびスパークラインを適用し、優れたパフォーマンスを示します。 パフォーマンス 本サンプルでは、UI仮想化によるスクロールパフォーマンスを確認できます。
Silverlight 5 BetaでXNAを使った3D描画テスト - 迷宮調査報告書 ■[Silverlight][XNA] Silverlight 5 BetaでXNAを使った3D描画テスト Silverlight 5 Beta (Windows上)でのXNAのAPIを使った3D描画ができました。 不具合のためか頂点周りの問題の回避に苦労しましたが、ポリゴン2枚の初歩的な描画が動くようになりました。現状、シェーダモデル2.0ですが、カスタムシェーダが書けるので、工夫を凝らすことも可能ですね。 数学型について XNA用の数学型がまだ含まれていないので、簡素な「Vector3」「Vector4」「Matrix」構造体のコードを追加しています。 追記: より標準的であろうものとして → コードについて Silverlight 5用のテンプレートプロジェクトに手を加えたコードは次のようになりました。 MainPage.xaml.cs MainPage.xaml vs.hlsl(fxcで「main.vs」へコンパイルし、プロジェクトにリソースとして追加) float4x4 worldViewProjection : register(c0); void main( float3 inPosition : POSITION, float4 inColor : COLOR, out float4 outPosition : POSITION, out float4 outColor : COLOR ) { outPosition = mul(float4(inPosition, 1), worldViewProjection); outColor = inColor; } ps.hlsl(fxcで「main.ps」へコンパイルし、プロジェクトにリソースとして追加) void main( float4 inColor : COLOR, out float4 outColor : COLOR ) { outColor = inColor; } テスト用のhtmlの抜粋 (要点は、GPUアクセラレーションを有効にする<param>タグを追加することです)